業務用エアコンは、家電量販店の工事費込みパックなどで購入することはありません。専門の販売店に依頼して購入することになります。家電量販店や町の電気屋さんと違いなじみのない業者に依頼することになるので、どのような業者に依頼するべきか悩むことになります。取付け業者を見極めるポイントとして、施工から支払い方法まできちんと明記されてることを確認してください。
保有している資格や、過去の実績などを確認することも重要です。また取付作業を下請けではなく、自社で行える業者を選んだ方が安心です。設置後に不具合などのトラブルが起きた時、下請けを挟んでいない業者の方が責任の所在が明確で素早い対応が期待できます。業務用エアコンのメーカーは、修理に必要な部品の保有期間を製造終了から9年にしています。
そのため設置から15年以上過ぎているエアコンの場合、修理する部品の入手ができない可能性があります。保証期間も過ぎているため大掛かりな修理が必要な場合には、新機種に交換してしまう方が費用を抑えることになる場合があります。業務用エアコンは新機種になるほど省エネ効果が高く、24時間の稼働が必要な店舗などでは光熱費に大きな違いが出るからです。減価償却のための耐用年数など様々な条件を考慮して、修理か交換かを選択することになります。
その際複数の業者から見積もりをもらい、保証内容やアフタサービスも確認してから取付作業を依頼することが大切です。