業務用のエアコンは大型で重量があるだけでなく、種類によっては家庭用とは大きくことなる取付が必要になるので、知識と経験がない場合は素直にプロに相談して任せるのが正解です。下手にDIYをしようとすると、持ち上げるだけでも苦労をしてしまいますし、無理をして破損を招いてしまっては目も当てられないです。費用を抑えたい、節約したいという気持ちは分かりますが、業務用エアコンの取付はそれだけ難易度が高いことを理解する必要があります。業務用のエアコン取付の流れは、現地調査に始まり準備をしてから作業本番というのが基本となります。
現地調査は室内機の搬入が可能か、必要に応じて天井裏を確認したり、作業手順をシミュレーションする目的でも行われます。業務用エアコンの本番当日は、養生や搬入経路の確保を経てから搬入、そしていよいよ取付作業の開始です。養生は搬入や作業の際に傷や汚れをつけない為で、作業後に剥がされ回収されることになります。作業は時に天井裏を開けたり、ダクトを通すといった作業を伴うので、壁に穴を開けて通す家庭用のエアコンとは取付のハードルが違うことが分かります。
業務用の中には、送風のダクトを複数備えるタイプもありますから、簡単な作業というわけにはいかないです。天井に埋め込むタイプの場合だと、天井の造りやスペースによってまるで作業が違ってきますから、プロは現場ごとに新たな気持ちで取り組む人が少なくないです。